- 「もっと手軽に法律事務所のサイトを作りたい」
- 「WordPressに関心があるが、拡張性などで知っておくべきことはある?」
弁護士や司法書士など士業のホームページは、クライアント獲得につながる重要なツールであり、多くの方々が制作に力を入れています。近年では高齢者にもスマホが普及し、手元で気軽にホームページが見られることから、魅力的なサイト作りが大きな集客につながっており、既存顧客に偏り過ぎない宣伝効果へとつながっています。
ホームページ制作ではWordPress(ワードプレス)をご存じの方も多いでしょう。実際にWordPressを使っている魅力的なサイトは多いですが、作成にあたっては拡張性についても知っておくことがおすすめです。そこで、今回の記事では士業事務所のホームページ制作について、WordPress活用時における「拡張性の担保」について詳しく解説します。
士業の広告にはホームページ?|適切な集客方法とは
弁護士・司法書士・税理士・行政書士をはじめとする士業の方々は、どのように集客するべきか悩んでいる方が多いでしょう。かつては広告禁止の時代があった弁護士業界でも、現在は多くの広告が見られるようになりました。
パソコン・スマホ・タブレットの普及から、調べたいことがある方はまずは「ネットで検索する」ことが当たり前になっており、検索上位にあるホームページに問い合わせを入れる傾向が見られます。
ホームページのある事務所は集客を獲得しやすい
士業の方々は法律分野などの専門家として活躍しており、敷居が高いというイメージがあるため「気軽に事務所へ電話や来訪しにくい」というイメージがあります。無料相談会などの機会で集客する方法もありますが、ホームページや問い合わせフォームがあれば、夜間でも双方に負担がかかりにくい形で相談予約や問い合わせを受付できます。
また、ホームページがあれば得意分野・営業時間・立地なども表示できるほか、他の士業との違いや解決実績などをアピールすることもできます。
士業の広告にはチラシ制作やサイトや専門書の監修による活動もありますが、記載できる情報量の多さから見ても、ホームページ制作に舵を切る士業が増加しています。
ホームページはWordPressで自作するべき?
ホームページの制作を検討している場合、WordPressで自作するべきか悩んでいる方も多いでしょう。現在手軽に制作できるツールには、WordPress以外にも複数候補があります。この章ではWordPressによる自作について、他のツールとの比較を紹介します。
ペライチ・WIX・Jindo
ペライチとは、利用目的別にテンプレートが用意されており、誰でも気軽にホームページ作成ができるツールです。更新・変更のしやすさから人気があり、予約システムなども導入できるため士業の方にも嬉しいサービスが提供されています。30日間の無料トライアルもあり、SNSとの連動も可能です。
参考URL ペライチ
さまざまな分野で利用されているWIXとは、180カ国以上で利用されている人気のホームページ作成ツールです。HTMLやCSSなどの言語知識は不要で、スマホでのホームページ管理も簡単です。
フリーランス向けの月々1,200円からの利用プランがあるため、小規模士業にも適しているでしょう。
参考URL WIX
2007年にドイツで誕生したJimdoは日本においてKDDIウェブコミュニケーションズがサービス提供をしているツールです。動かしやすい操作性が人気を誇り、世界中で利用されています。無料プランで試してから有料プランに移行できることも人気理由でしょう。
参考URL Jimdo
ペライチ・WIX・Jindoの注意点とは
ペライチ・WIX・Jindoはそれぞれ安定した人気があるホームページ作成ツールです。これらは「自作」することを前提にサービスが提供されています。上手に活用すれば、士業にもピッタリのデザインで作成が可能ですが、1つ注意点もあります。それは「移行」です。
ホームページ作成ツールからWordPressへ移行する際には、さまざまな制限がかかってしまいます。WordPressは使いやすさから、自作のサイトから切り替えて移行を検討する方が多いのです。そのため、士業の方で今からホームページ制作・自作を検討されている場合は、最初からWordPressで自作することをおすすめします。
WordPress(ワードプレス)とは|なぜ人気があるの?
この章では世界中で人気があるWordPress(ワードプレス)について、人気の秘密を中心に詳しく解説します。
圧倒的なシェアと拡張性
WordPressはインターネット上にあるウェブサイトの、実に4割弱のシェアを誇っています。コンテンツ管理システム(CMS)の1つと思われていますが、使用しないものもあります。CMSで作成されたウェブサイトにおけるシェア率は、6割を超えています。
先に触れたWIXなどはノーコード、ノーロードと呼ばれているものでWordPressよりも設計しやすいと思われている方もいます。しかし、これらのツールはデザインがズレるなどの不具合も起きやすいため、ホームページ自作に苦戦する人も少なくありません。
では、なぜWordPressは圧倒的なシェアを占めるに至ったのでしょうか。その答えの1つに「拡張性」が挙げられます。WordPressはそもそも、ウェブデザイナーたちが使っていたツールであり、専門家が好んでいたという事情があります。拡張性に優れているため設計の自由度が高く、無料のオープンソースである分サポートがないというデメリット要素も、乗り越えるだけの魅力が備わっているのです。
無料で提供されているテーマも豊富で、豊富なプラグインで機能を拡張させることができ、士業の方々がホームページに欲しい機能を気軽に足せます。
なぜWordPressで制作するべき?
これからサイトを作るにあたっては、なぜWordPressで制作することがおすすめなのでしょうか。先に触れたノーコード、ノーロードのサイトは自作で誰でも気軽に始められるため、1人~数人規模で経営されている方も多い士業の方には最適のようにも感じられます。しかし、すでに多くの士業の方々がホームページを制作しており、画像・記事・SEO対策にも力を入れています。
本格的な集客を考えた時に、自作でサイトを育てても限界を感じ、移行せざるを得ない時があります。自作ホームページから集客を目的とするサイトへバージョンアップできるホームページ制作会社は少ないのです。そこで、記事制作は最初からWordPressを選択することがおすすめされています。
WordPressの制作で必要なものとは
実際にWordPressでホームページを制作するにあたっては、何が必要となるでしょうか。この章では制作時に必要なものをわかりやすく解説します。
契約が必要なのはドメインとレンタルサーバー
WordPressの制作にあたって、2つの契約をする必要があります。
- ドメイン
ホームページを制作するにあたっては、まずネット上の住所に該当する「ドメイン」を取得します。「.com」や「.jp」の表記、というとわかりやすいでしょう。契約は高いイメージがありますが、次に紹介するレンタルサーバーで取得できます - レンタルサーバー
レンタルサーバーとは、ホームページの公開に必要なサーバーを借りることを意味します。士業サイトの開設時はもちろん、ブログの開設やメールアドレスの利用などにも必要となるものであり、データの保管庫です。
レンタルサーバーには格安サーバーなどさまざまな種類がありますが、 Xserverはスピードと多彩な機能からプロの評価は高くシェアも1番で、速度も安定しておりおすすめされています。ドメインも取得可能です。
参考URL Xserver
制作に困ったら一部分の外注も可能
WordPressはご自身で制作を進めていくことが可能です。主な手順は以下の4つです。
- WordPressをインストールする
- 設定に進む
- インストールを完了させる
- 既存データベースがある場合は「作成済みのデータベースを利用する」を選択
WordPressは簡単に自分でインストールできます。WordPress自作について調べてみると、わかりやすく解説しているサイトも多いため、参考にしてみると良いでしょう。
また、実際にチャレンジしてみて思うように進まない部分は、一部分だけアウトソーシングすることができます。ホームページ制作会社やクラウドソーシングなどに依頼することも可能です。集客につながる素敵な士業ホームページを作りましょう。
まとめ
本記事ではWordPressについて、人気の理由や拡張性の特徴について詳しく解説しました。
当社では自作で育てたWordPress(ワードプレス)サイトを集客サイトへバージョンアップしたい方のお手伝いをしておりますので、お気軽にご相談ください。