6/29(金)に「士業で笑いがとまらないタッグセミナー」を開催して、大谷先生と長江先生にホームページブランディング(我々が言うのも何ですが2年前の思想は捨てて下さい)というお話をいただく予定ですがそれに合わせて私が今まで体験したホームページ営業の心得をまとめたいと思います。
これは実際に私が100ぐらいの事務所を見てきて本当の実感をまとめていきたいと思います。
心得その1 ブランディングに成功するまでは地道に質問・要望にこたえる |
将来的には所長の生産性を高めなければいけませんので、その時はホームページから来る見込み客の選別の問題は大きな問題となりますが、ホームページ立ち上げの時期に関しては
「実績を作る」
「ホームページからの問合せに慣れる」
という2つのことをやらなければいけません。ホームページからの発注は決して質が高いものではなく、オートメーションとはいきません。
地道に質問・要望に答えるということはホームページ運営がうまくいく場合は自分のブランディングを後押しする実績になります。うまく行かない場合には次のブランディングのヒントを生み出してくれますし、少なくてもホームページ運営のスキルは残してくれます。
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所詮は人間関係の希薄なネットでのやり取りなのでこのような事例は多く出てきます。この事を私に相談されてくる先生も多くいらっしゃいますが、耐えてもらうしかないですよね。幸いなのはある程度のスキルで時間を浪費しなくてすむ収穫は身に付きますし、説得力も増していきます。
ここを耐えた後にセミナー、出版、小冊子というホームページと組み合わせるツールを複合的に利用することにより生産性は上がっていきます。
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しかし、ここに至るまでにイヤになってしまう方はかなりの確率でいらっしゃいます。
最初からブランドの出来ている方のホームページを作る場合は上記の3つをすべて盛り込むことも可能ですが、何もない人がやっても無駄になる可能性がありますのでガマンして地道に質問・要望にこたえていくしかないです。
小冊子はホームページ立ち上げ時期に作る事ももちろん可能ですし、ゴーストライターは山ほどいます。しかし、ある程度サイトを運営してから、その経験を盛り込んで、自分から客を選ぶ意味でメリット、ノウハウ、道筋(場合によっては価格感)を盛り込んで書かれた方がホームページのオペレーションに役立ちます。
セミナーに関してはブランドが明確であればすぐにでもやるべきですが、事例を出せないと濃い人間関係までいけませんので、少し後のほうがよいということになります。
出版はそれほど難しいものではありませんので、自分のブランドに自信が付いた時にはチャレンジしてみましょう。時間が多少掛かりますので少し早いかなぐらいがちょうどよいと思います。また、周辺からチャンスが回ってくる事もあると思いますので逃げない事ですね。
最近はほんの数年前と比べてもホームページ自体の競争は非常に激しくなっています。2、3年ぐらい前を考えてみて下さい。自分はインターネット環境にいたはずです。ただ、発信する側にはいなかったかも知れません。そう考えるとインターネット人口の増加と情報供給者側の増加のバランスが取れていないのは間違いありません。そんな荒波を乗り切らなければいけません。ブランディングがうまく行けば乗り切れます。ホームページを作れば仕事が簡単に取れるという考えは捨てて、最初はガマンです。
【心得その1】
ブランディングに成功するまでは地道に質問・要望にこたえる
【心得その2】
メールは外出先でも1時間毎に見て、仕事になりそうな内容には少し熱量をもった返事をしておく
【心得その3】
これはと思う問合せは、守備範囲内であれば必ず会いに行く
【心得その4】
事務所案内は相手に応じてカスタマイズする
【心得その5】
名刺は業務分だけ作る
【心得その6】
営業に失敗したときの継続接触(メールマガジン)
【心得その7】
一斉送信のASPサービスで送るメールマガジンの注意点
【心得その8】
プレゼンテーションツールとしてのホームページ
【心得その9】
インナーブランディング